なんか語るやつ

長文で書きて〜〜!って思ったことをなんか語ってる。

はみ出し者はVRに第二の世界を夢見る

 かつて、社会や学校や、誰かが言い始めた”普通”とやらからはじき出された者が集う場所——それがインターネットだったのではないかと私は記憶している。
 さて突然ではあるが、私という人間は学校ではどこか皆に馴染めなくて、馴染めた風を装っても何がが違うと感じていたり、”普通”を押し付けられ、”普通”に殺され続けたりしたひと、まあつまりそういう、今にして思えばどこかよくある人間だった。そして、そんな奴をひっそりすくいあげてくれたのがかつてのインターネットだったのだ。
 インターネットという世界にはどこか私と似ていると感じるひとがたくさんいて、私が好きなものを大好きなひともたくさんいて、私以上に”普通”じゃないひとが山のようにいた。そして、そういう人たちが一緒にはしゃいで、楽しんで、アホなことをして、笑っていた。子どもながらにわくわくしたものだ。素敵だと思ったし、楽しいと思ったものだ。
 とはいえ、世の中とは変わっていくものである。それはインターネットに対する世間の認識も例外ではなかった。時が経ち、インターネットは少しばかり姿を変えた。
 今のインターネットに対して、当時と何が違うのかと言われると明確には答えづらい。ただひとつ感じるのは、今のインターネットははじき出された者だけが集う場所ではなくなったということだ。俺たちの庭ではなく、皆の庭になってしまったことが私はどこか寂しい。(今が悪いとかそういう話じゃない。今は今の良さや楽しさがある上での話だ)
 で、ここまで語った上で私が何を言いたいかというと、VRの世界は私をかつてすくってくれたインターネットのより強化したバージョンなのではないか?ということだ。今はまだなれていなくても、将来的にそれになり得るのではないか?と私は思った。社会や学校や、誰かが言い始めた”普通”とやらからはじき出された者が集う第二の世界、それがVRでありVRを用いたコミュニケーション空間なのではないか、と。
 
 どうでもいいけど、ちょっとこの文体疲れてきた。もう思うがままに書くぞ〜〜!
 
 最近ツイッターを賑わせているバーチャルユーチューバーと彼彼女らの話題に時たま出てくるVRchat、これもっと広がったらメッチャ面白くない?ってわし思ったのね。
 VRchatやそれに類するような空間に、もっと手軽に入れるようになったら、学校や社会で「どこか居場所ないな〜〜」とか「なんかしんどいな〜〜」とか思ってる人の救いの場にならないかな?私をかつてすくってくれたインターネットという世界の代わりにならないかな?と考えたわけだ。
 実はわしまだVRchat全然知らんくて(今実は私生活がメッチャ大変なのだ)聞きかじった程度の知識しかないんだけど、色んな国の人がいて、色んな人とリアルにお話できて、フレンドになれるんでしょ?そしたら、せっっまくて個性を潰すような空間に押し込められて「もう死のうかな」とか思ってる学生や皆の新しい可能性を生む場になれるんじゃないかな?自信や、生きがいや、未来を見出せる場所になれるんじゃないかな? もちろん現時点で多くの問題もあるだろうし、今後別の問題が出てくる可能性も大いにある。でも、私はね、VRを用いた世界がそういう世界になったらいいなあって心から思ってるよ。
 VRという世界が第二の世界に、第二の生きる場所になったら、今この国に蔓延っているくだらない価値観を打ち壊すような、そういうものとして存在してほしいと思う。
 きっと私のように思っている人は山のようにいるはずで、もうすでにどこかで私より上手い表現で言われてるんだろうけど、自分の言葉でも表現したかったのでなんとなく書いてみた。終わり。